●原因
5才くらいの中年期を過ぎた頃から、心臓の弁膜が伸びきったり、変形したりして弁の閉鎖が正常に動かず、血液が左心室から左心房へと逆流してしまう状態になることで心臓弁膜症が起こる。
老犬の悪化率は高く、心不全へと進行してしまうことが多い。
キャバリア、チワワ、シーズー、マルチーズ、プードルなどの小型犬に多く心臓弁膜症が見られる病気でもある。
●症状
肺に負担がかかり機能低下のため朝や夜に激しいセキが出たり、血液が全身に送られにくくなる為に息をすぐに切らすため、疲れやすくなり運動を嫌がって動きたがらなくなってしまう。
心臓弁膜症の症状が進み重症になると、腹水と肺水腫を起こして死に至る危険性がある。
●治療
内科の検査を行って各犬の心臓弁膜症の症状にあった治療をする。主な治療は心臓の負担を軽減するための血管拡張剤の使用で血管を広げたり、利尿剤や強心剤も使用する。また夜間は水を飲ませないようにする。
激しい運動を避けるのみでよい軽い程度のものから、長期投薬を受け続けなければいけないなどの治療がある。
いずれにしても長期治療の覚悟が必要となる。
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