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犬の病気 寄生虫による病気

回虫症

●原因
母犬が回虫を持っていると胎盤から子犬へ寄生。回虫の卵が子犬の口に侵入して体内に入る。

●症状
食べるのに太らない。食欲がない。下痢。

●手当て
生後3週間目に検便をして寄生虫を調べる。卵は便から排泄され土に混ざることも多い。その土が手足につき、口の中にはいることもあるので体を清潔に保つ。寄生虫が発見されたら、投薬にて駆虫。


こう虫症

●原因
十二指腸虫症とも呼ばれ、虫の卵や幼虫が経口感染ばかりでなく、皮膚の毛穴を通しても感染する。

●症状
卵は血管、リンパ管、肺や気管支、気管等を通り小腸にとどまる。卵がふ化して1,2センチの成虫になる子犬は急性貧血になり、死に至ることもある。

●手当て
子犬の場合月1回位検便を繰り返す。貧血防止と駆虫を併用。栄養のバランスに注意しながら、駆虫のタイミング、投薬は獣医に相談。


鞭虫症(べんちゅうしょう)

●原因
経口感染で虫の卵が腸内に侵入して30〜40分でふ化して、盲腸内で成虫になる。鞭(ムチ)のような形をした虫。

●症状
激しい下痢と血便が起こり、貧血、脱水症状で死亡することもある。

●手当て
駆虫薬の注射、投薬で完全に駆除できるが、タイミングが大事。早期発見が決め手となる。


コクシジウム症

●原因
不衛生な環境にて飼われていると、コクシジウムという原虫が経口感染する。

●症状
成犬では症状のでないことが多い。発育期の幼犬では激しい下痢に襲われ、食欲不振、衰弱、脱水症状に進行することがあり、ウイルスにもおかされやすくなる。幼犬は死亡率が高い。

●手当て
駆除薬の決められた期間投与。食器やトイレなど汚染された環境を熱湯消毒する。食事を工夫して、体力をつけさせて二次感染の予防をする。獣医師の指示に従う。


条虫症(じょうちゅうしょう) サナダ虫

●原因
成虫はウリのような体節が連なり最長40センチになる虫。排卵孔を持たないので便から卵を検出できない。便といっしょに体節が切れて排泄される。

●症状
便中のウリ型体節の有無を確かめる。犬が地面にお尻をこするような時は条虫の疑いがあるので、肛門周辺をよく観察する。排泄した便は迅速に処理をする。

●手当て
便に排泄された体節はノミのエサとなり、そのノミが犬について経口感染するというように循環している。条虫の頭部の排泄を確かめると共にノミの駆除も大切。体節がみつかったら獣医師に相談して、徹底駆除を行なう。
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